段 :
6
وَإِذَا حُشِرَ ٱلنَّاسُ كَانُواْ لَهُمۡ أَعۡدَآءٗ وَكَانُواْ بِعِبَادَتِهِمۡ كَٰفِرِينَ
また、人々が(復活の日*に)招集された時には、彼らは自分たちにとっての敵となるのであり、彼らの崇拝*を否定する者となるというのに。¹
段 :
7
وَإِذَا تُتۡلَىٰ عَلَيۡهِمۡ ءَايَٰتُنَا بَيِّنَٰتٖ قَالَ ٱلَّذِينَ كَفَرُواْ لِلۡحَقِّ لَمَّا جَآءَهُمۡ هَٰذَا سِحۡرٞ مُّبِينٌ
彼ら(シルク*の徒)にわれら*の明白な御徴(アーヤ*)が読誦されれば、不信仰に陥った者*たちは真理(クルアーン*)が彼らに到来した時、(こう)言ったのだ。「これは紛れもない魔術である」。
段 :
8
أَمۡ يَقُولُونَ ٱفۡتَرَىٰهُۖ قُلۡ إِنِ ٱفۡتَرَيۡتُهُۥ فَلَا تَمۡلِكُونَ لِي مِنَ ٱللَّهِ شَيۡـًٔاۖ هُوَ أَعۡلَمُ بِمَا تُفِيضُونَ فِيهِۚ كَفَىٰ بِهِۦ شَهِيدَۢا بَيۡنِي وَبَيۡنَكُمۡۖ وَهُوَ ٱلۡغَفُورُ ٱلرَّحِيمُ
いや、彼ら(シルク*の徒)は「彼(ムハンマド*)が、それ(クルアーン*)を捏造した」と言うのか?¹(使徒*よ、)言ってやれ。「もし私がそれを捏造したの(であり、アッラー*がそれゆえに私を罰される)なら、あなた方は私の(援護の)ために、アッラー*に対して何も出来ない。かれは、あなた方が(クルアーン*について)喋り立てていることを、最もよくご存知である。かれだけで、私とあなた方の間の証人は十分なのであり、かれは赦し深いお方、慈愛深い*お方であられるのだ」。
段 :
9
قُلۡ مَا كُنتُ بِدۡعٗا مِّنَ ٱلرُّسُلِ وَمَآ أَدۡرِي مَا يُفۡعَلُ بِي وَلَا بِكُمۡۖ إِنۡ أَتَّبِعُ إِلَّا مَا يُوحَىٰٓ إِلَيَّ وَمَآ أَنَا۠ إِلَّا نَذِيرٞ مُّبِينٞ
(使徒*よ、)言ってやるがいい。「私は使徒*たちのうちでも、真新しい(ことを言う)者ではない¹。また自分についても、あなた方についても、(現世で)どのように処遇されることになるかも分からない²。私は自分に啓示されたことに従うだけであり、明白なる警告者に外ならないのだ」。
段 :
10
قُلۡ أَرَءَيۡتُمۡ إِن كَانَ مِنۡ عِندِ ٱللَّهِ وَكَفَرۡتُم بِهِۦ وَشَهِدَ شَاهِدٞ مِّنۢ بَنِيٓ إِسۡرَٰٓءِيلَ عَلَىٰ مِثۡلِهِۦ فَـَٔامَنَ وَٱسۡتَكۡبَرۡتُمۡۚ إِنَّ ٱللَّهَ لَا يَهۡدِي ٱلۡقَوۡمَ ٱلظَّٰلِمِينَ
(使徒*よ、シルク*の徒に)言ってやれ。「言ってみよ。もし(クルアーン*が)アッラー*の御許からのもので、あなた方がそれを否定し、イスラーイールの子ら*の証人¹がそれと同様のもの²を証言してそれを信じ、あなた方が(信仰に対して)高慢になったのならば(、それ以上の不信仰があろうか)?本当にアッラー*が、不正*者である民を導かれることはない」。
段 :
11
وَقَالَ ٱلَّذِينَ كَفَرُواْ لِلَّذِينَ ءَامَنُواْ لَوۡ كَانَ خَيۡرٗا مَّا سَبَقُونَآ إِلَيۡهِۚ وَإِذۡ لَمۡ يَهۡتَدُواْ بِهِۦ فَسَيَقُولُونَ هَٰذَآ إِفۡكٞ قَدِيمٞ
不信仰に陥った者*たちは、信仰する者たちに、(こう)言った。「もし、それ¹が善いものだったなら、彼らが私たちを差しおいてそれを先取りし(て信仰し)たはずがない」²。そしてそれによって導かれなかったのなら、彼らは(こう)言い続けるであろう。「これは、古いでっち上げだ」。
段 :
12
وَمِن قَبۡلِهِۦ كِتَٰبُ مُوسَىٰٓ إِمَامٗا وَرَحۡمَةٗۚ وَهَٰذَا كِتَٰبٞ مُّصَدِّقٞ لِّسَانًا عَرَبِيّٗا لِّيُنذِرَ ٱلَّذِينَ ظَلَمُواْ وَبُشۡرَىٰ لِلۡمُحۡسِنِينَ
それ(クルアーン*)以前には、(従うべき)指針と(信仰者への)慈悲である、啓典(トーラー*)があった。そしてこれ(クルアーン*)は、(それ以前の啓典を)確証し、アラビア語で下された啓典であり、(不信仰によって自らに)不正*を働いた者たちには警告し、(信仰と服従に)善を尽くす者¹たちには吉報を伝えるためのものなのである。²
段 :
13
إِنَّ ٱلَّذِينَ قَالُواْ رَبُّنَا ٱللَّهُ ثُمَّ ٱسۡتَقَٰمُواْ فَلَا خَوۡفٌ عَلَيۡهِمۡ وَلَا هُمۡ يَحۡزَنُونَ
本当に「我らが主*はアッラー*」と言い、それからまっすぐ歩んだ者¹たち、彼らには怖れもなければ、悲しむこともない²。
段 :
14
أُوْلَٰٓئِكَ أَصۡحَٰبُ ٱلۡجَنَّةِ خَٰلِدِينَ فِيهَا جَزَآءَۢ بِمَا كَانُواْ يَعۡمَلُونَ
それらの者たちは天国の徒。彼らはそこに永遠に留まる。自分たちが(現世で)行っていた(正しい)ことゆえの、報いである。