段 :
6
ذَٰلِكَ بِأَنَّ ٱللَّهَ هُوَ ٱلۡحَقُّ وَأَنَّهُۥ يُحۡيِ ٱلۡمَوۡتَىٰ وَأَنَّهُۥ عَلَىٰ كُلِّ شَيۡءٖ قَدِيرٞ
それというのもアッラー*が真実であり、かれが死んだものに生を授けられ、そしてかれには全てのことがお出来だからである。
段 :
7
وَأَنَّ ٱلسَّاعَةَ ءَاتِيَةٞ لَّا رَيۡبَ فِيهَا وَأَنَّ ٱللَّهَ يَبۡعَثُ مَن فِي ٱلۡقُبُورِ
また、その時(復活の日*)が疑惑の余地なく到来し、アッラー*は墓の中にいる者を蘇らされるからなのだ。
段 :
8
وَمِنَ ٱلنَّاسِ مَن يُجَٰدِلُ فِي ٱللَّهِ بِغَيۡرِ عِلۡمٖ وَلَا هُدٗى وَلَا كِتَٰبٖ مُّنِيرٖ
また、人々の中には、知識も導きも光明の書もなしに、アッラー*について議論する者がいる。¹
段 :
9
ثَانِيَ عِطۡفِهِۦ لِيُضِلَّ عَن سَبِيلِ ٱللَّهِۖ لَهُۥ فِي ٱلدُّنۡيَا خِزۡيٞۖ وَنُذِيقُهُۥ يَوۡمَ ٱلۡقِيَٰمَةِ عَذَابَ ٱلۡحَرِيقِ
彼は(人々を)アッラー*の道から迷わせるため、その顔を背けつつ(議論するのだ)。彼には現世において屈辱があり、われら*は彼に復活の日*、焼き尽くす懲罰を味わわせよう。
段 :
10
ذَٰلِكَ بِمَا قَدَّمَتۡ يَدَاكَ وَأَنَّ ٱللَّهَ لَيۡسَ بِظَلَّٰمٖ لِّلۡعَبِيدِ
(彼には、こう言われる。)「それは、あなたが自ら行ったことゆえ(の応報)。そしてアッラー*が、僕たちに対して(罪もなしに罰する)不正*者などではないためなのだ」。
段 :
11
وَمِنَ ٱلنَّاسِ مَن يَعۡبُدُ ٱللَّهَ عَلَىٰ حَرۡفٖۖ فَإِنۡ أَصَابَهُۥ خَيۡرٌ ٱطۡمَأَنَّ بِهِۦۖ وَإِنۡ أَصَابَتۡهُ فِتۡنَةٌ ٱنقَلَبَ عَلَىٰ وَجۡهِهِۦ خَسِرَ ٱلدُّنۡيَا وَٱلۡأٓخِرَةَۚ ذَٰلِكَ هُوَ ٱلۡخُسۡرَانُ ٱلۡمُبِينُ
人々の中には、アッラー*を覚束ない形で崇拝*する者¹がいる。そして自分に善いことが起これば、それに安心し、試練が降りかかれば、顔から引っくり返(って反転す)る²。彼は現世と来世において、損をしたのだ。それは明らかな損失なのである。
段 :
12
يَدۡعُواْ مِن دُونِ ٱللَّهِ مَا لَا يَضُرُّهُۥ وَمَا لَا يَنفَعُهُۥۚ ذَٰلِكَ هُوَ ٱلضَّلَٰلُ ٱلۡبَعِيدُ
彼はアッラー*を差しおいて、自分を害もしなければ、益もしないもの¹に祈る。それこそは、遠い迷いである。
段 :
13
يَدۡعُواْ لَمَن ضَرُّهُۥٓ أَقۡرَبُ مِن نَّفۡعِهِۦۚ لَبِئۡسَ ٱلۡمَوۡلَىٰ وَلَبِئۡسَ ٱلۡعَشِيرُ
彼は、むしろ害の方がその益よりも近いもの¹に祈っている。その庇護者は何と実に醜悪であり、その身寄りは何と実に醜悪であろうか。
段 :
14
إِنَّ ٱللَّهَ يُدۡخِلُ ٱلَّذِينَ ءَامَنُواْ وَعَمِلُواْ ٱلصَّٰلِحَٰتِ جَنَّٰتٖ تَجۡرِي مِن تَحۡتِهَا ٱلۡأَنۡهَٰرُۚ إِنَّ ٱللَّهَ يَفۡعَلُ مَا يُرِيدُ
本当にアッラー*は、信仰し、正しい行い*を行う者を、その下から河川が流れる楽園に入れて下さる。本当にアッラー*は、かれがお望みのことをされるのだ。
段 :
15
مَن كَانَ يَظُنُّ أَن لَّن يَنصُرَهُ ٱللَّهُ فِي ٱلدُّنۡيَا وَٱلۡأٓخِرَةِ فَلۡيَمۡدُدۡ بِسَبَبٍ إِلَى ٱلسَّمَآءِ ثُمَّ لۡيَقۡطَعۡ فَلۡيَنظُرۡ هَلۡ يُذۡهِبَنَّ كَيۡدُهُۥ مَا يَغِيظُ
(アッラー*は、預言者*ムハンマド*を援助される。)アッラー*が、彼を現世と来世において、決して援助されることなどないと思い込んでいた者は、空へと綱を伸ばし、それから断ち切ってみよ¹。そして自分の策略が(、自分自身を)憤らせているものを解消してくれるかどうか、見てみるのだ。