آیت :
10
وَٱلَّذِينَ جَآءُو مِنۢ بَعۡدِهِمۡ يَقُولُونَ رَبَّنَا ٱغۡفِرۡ لَنَا وَلِإِخۡوَٰنِنَا ٱلَّذِينَ سَبَقُونَا بِٱلۡإِيمَٰنِ وَلَا تَجۡعَلۡ فِي قُلُوبِنَا غِلّٗا لِّلَّذِينَ ءَامَنُواْ رَبَّنَآ إِنَّكَ رَءُوفٞ رَّحِيمٌ
また、彼ら(ムハージルーン*とアンサール*)の後にやって来た者たちで、(こう)言う者たち¹。我らが主*よ、私たちと、信仰において私たちに先駆けた私たちの兄弟たち(の罪)をお赦し下さい。そして私たちの心の内に、信仰する者たちへの憎しみの念を湧かせないで下さい。我らが主*よ、本当にあなたは哀れみ深い*お方、慈愛深い*お方です」。
آیت :
11
۞ أَلَمۡ تَرَ إِلَى ٱلَّذِينَ نَافَقُواْ يَقُولُونَ لِإِخۡوَٰنِهِمُ ٱلَّذِينَ كَفَرُواْ مِنۡ أَهۡلِ ٱلۡكِتَٰبِ لَئِنۡ أُخۡرِجۡتُمۡ لَنَخۡرُجَنَّ مَعَكُمۡ وَلَا نُطِيعُ فِيكُمۡ أَحَدًا أَبَدٗا وَإِن قُوتِلۡتُمۡ لَنَنصُرَنَّكُمۡ وَٱللَّهُ يَشۡهَدُ إِنَّهُمۡ لَكَٰذِبُونَ
一体あなたは、偽の信仰に陥った者*たちを見ないのか?彼らは啓典の民*の内、不信心に陥った者彼らの同胞に(こう)言う。「もしも、あなた方が(ムハンマド*によって)追い出されたならば、私たちは必ずやあなた方と共に出て行き、あなた方(を見捨てたりすること)に関して、絶対に誰にも従わない。また、もしあなた方が戦いを仕掛けられたならば、私たちは必ずやあなた方を援助しよう」¹。アッラー*は、本当に彼ら(偽信者*たち)がまさしく、噓つきであることを証言される。
آیت :
12
لَئِنۡ أُخۡرِجُواْ لَا يَخۡرُجُونَ مَعَهُمۡ وَلَئِن قُوتِلُواْ لَا يَنصُرُونَهُمۡ وَلَئِن نَّصَرُوهُمۡ لَيُوَلُّنَّ ٱلۡأَدۡبَٰرَ ثُمَّ لَا يُنصَرُونَ
もしも彼ら(ナディール族)が(マディーナ*から)追放されたとしても、彼ら(偽信者*たち)は決して、彼らと共に出て行くことはない。また、もしも彼らが戦いを仕掛けられたとしても、彼ら(偽信者*たち)は絶対に彼らを援助したりしない。そして、たとえ彼ら(偽信者*たち)が(、ナディール族を)援助したとしても、彼らはきっと背中を見せて敗走するのであり、(アッラー*によって)勝利を授けられることもないのだ。
آیت :
13
لَأَنتُمۡ أَشَدُّ رَهۡبَةٗ فِي صُدُورِهِم مِّنَ ٱللَّهِۚ ذَٰلِكَ بِأَنَّهُمۡ قَوۡمٞ لَّا يَفۡقَهُونَ
(信仰者たちよ、)彼ら(偽信者*たちとユダヤ教徒*)の胸中においては、あなた方こそがアッラー*よりも激しい恐怖(の的)なのだ。それは実に彼らが、(アッラー*の偉大さと、かれへの信仰を)理解しない民だからなのである。
آیت :
14
لَا يُقَٰتِلُونَكُمۡ جَمِيعًا إِلَّا فِي قُرٗى مُّحَصَّنَةٍ أَوۡ مِن وَرَآءِ جُدُرِۭۚ بَأۡسُهُم بَيۡنَهُمۡ شَدِيدٞۚ تَحۡسَبُهُمۡ جَمِيعٗا وَقُلُوبُهُمۡ شَتَّىٰۚ ذَٰلِكَ بِأَنَّهُمۡ قَوۡمٞ لَّا يَعۡقِلُونَ
彼ら(ユダヤ教徒*)は(その臆病さと恐怖ゆえ、)砦で囲まれた町か、壁の向こう側からしか、あなた方に全員で攻撃してきたりはしない。彼らの間の敵意は激しい¹。あなた方は彼ら²が団結していると思う。彼らの心は(信条や目的の不一致で、)ばらばらなのだが。それは実に彼らが、(アッラー*のご命令と御徴を)弁えることのない民だからなのだ。
آیت :
15
كَمَثَلِ ٱلَّذِينَ مِن قَبۡلِهِمۡ قَرِيبٗاۖ ذَاقُواْ وَبَالَ أَمۡرِهِمۡ وَلَهُمۡ عَذَابٌ أَلِيمٞ
(彼らユダヤ教徒*の様子は、)彼らより前の最近の者たち¹の様子のようである。彼らは(現世で)彼らの事²(ゆえ)の罰を味わったのであり、彼らにこそは(来世において)痛ましい懲罰があるのだ。
آیت :
16
كَمَثَلِ ٱلشَّيۡطَٰنِ إِذۡ قَالَ لِلۡإِنسَٰنِ ٱكۡفُرۡ فَلَمَّا كَفَرَ قَالَ إِنِّي بَرِيٓءٞ مِّنكَ إِنِّيٓ أَخَافُ ٱللَّهَ رَبَّ ٱلۡعَٰلَمِينَ
(彼ら偽信者*たちが、ユダヤ教徒*を戦いへと唆す様子は、)人間に「不信仰となれ」と言った時の、シャイターン*の様子のようである。それで彼が不信仰に陥ると、彼(シャイターン*)は(こう)言ったのだ。「本当に私は、あなたとは無縁である。本当に私は、全創造物の主*アッラー*を怖れているのだから」。