節 :
43
وَمَآ أَرۡسَلۡنَا مِن قَبۡلِكَ إِلَّا رِجَالٗا نُّوحِيٓ إِلَيۡهِمۡۖ فَسۡـَٔلُوٓاْ أَهۡلَ ٱلذِّكۡرِ إِن كُنتُمۡ لَا تَعۡلَمُونَ
(使徒*よ、)われら*があなた以前に(使徒*として)遣わしたのは、われら*が啓示を下す、男性(人間)以外の何者でもなかった¹。(シルク*の徒よ、それを信じない)ならば、教訓の民に尋ねてみよ²。もし、あなた方が知らないのなら。
節 :
44
بِٱلۡبَيِّنَٰتِ وَٱلزُّبُرِۗ وَأَنزَلۡنَآ إِلَيۡكَ ٱلذِّكۡرَ لِتُبَيِّنَ لِلنَّاسِ مَا نُزِّلَ إِلَيۡهِمۡ وَلَعَلَّهُمۡ يَتَفَكَّرُونَ
明証と書巻¹と共に(、われら*は使徒*たちを遣わした)。そしてわれら*は、あなたが人々に、彼らに下されたものを説明すべく、あなたに教訓(クルアーン*)を下したのである²。(それを聞いて、)彼らが熟考するように、と。
節 :
45
أَفَأَمِنَ ٱلَّذِينَ مَكَرُواْ ٱلسَّيِّـَٔاتِ أَن يَخۡسِفَ ٱللَّهُ بِهِمُ ٱلۡأَرۡضَ أَوۡ يَأۡتِيَهُمُ ٱلۡعَذَابُ مِنۡ حَيۡثُ لَا يَشۡعُرُونَ
一体、悪事を策謀した者たちは、安心しているのか?アッラー*が彼らを地面に飲み込ませたり、彼らが気付きもしない所から、彼らに懲罰が到来したりしないと?
節 :
46
أَوۡ يَأۡخُذَهُمۡ فِي تَقَلُّبِهِمۡ فَمَا هُم بِمُعۡجِزِينَ
または、彼らが(旅や活動に)勤しんでいる間に、彼らのことを罰されることがないと(、安心しているのか)?彼らは、(アッラー*の懲罰から)逃れられる者などではないというのに。
節 :
47
أَوۡ يَأۡخُذَهُمۡ عَلَىٰ تَخَوُّفٖ فَإِنَّ رَبَّكُمۡ لَرَءُوفٞ رَّحِيمٌ
あるいは、(アッラー*が)彼らを減退させつつ¹滅ぼされることはないと(、安心しているのか)?本当にあなた方の主*は、まさしく哀れみ深い*お方、慈愛深い*お方なのだ。
節 :
48
أَوَلَمۡ يَرَوۡاْ إِلَىٰ مَا خَلَقَ ٱللَّهُ مِن شَيۡءٖ يَتَفَيَّؤُاْ ظِلَٰلُهُۥ عَنِ ٱلۡيَمِينِ وَٱلشَّمَآئِلِ سُجَّدٗا لِّلَّهِ وَهُمۡ دَٰخِرُونَ
一体、彼ら(不信仰者*)は、アッラー*がお創りになったものを何も見なかったのか?そ(れら)の(ものの)影は、右に左に揺れ動きつつ、従順にアッラー*にサジダ*する。¹
節 :
49
وَلِلَّهِۤ يَسۡجُدُۤ مَا فِي ٱلسَّمَٰوَٰتِ وَمَا فِي ٱلۡأَرۡضِ مِن دَآبَّةٖ وَٱلۡمَلَٰٓئِكَةُ وَهُمۡ لَا يَسۡتَكۡبِرُونَ
諸天にあるものと、大地にある(全ての)生物は、アッラー*にのみサジダ*する¹。また天使*たちも、驕り高ぶることなく(サジダ*するのだ)。
節 :
50
يَخَافُونَ رَبَّهُم مِّن فَوۡقِهِمۡ وَيَفۡعَلُونَ مَا يُؤۡمَرُونَ۩
彼ら(天使*たち)は、(その本質と権勢と完全なる属性において)彼らの上におわします自分たちの主*を怖がり、自分たちが命じられたことを実行する。(読誦のサジダ*)
節 :
51
۞ وَقَالَ ٱللَّهُ لَا تَتَّخِذُوٓاْ إِلَٰهَيۡنِ ٱثۡنَيۡنِۖ إِنَّمَا هُوَ إِلَٰهٞ وَٰحِدٞ فَإِيَّٰيَ فَٱرۡهَبُونِ
アッラー*は仰せられた。「二つの神¹を配して(崇拝*して)はならない。かれ(アッラー*)は外ならぬ唯一の神なのだ。ならば、われだけを恐れよ」。
節 :
52
وَلَهُۥ مَا فِي ٱلسَّمَٰوَٰتِ وَٱلۡأَرۡضِ وَلَهُ ٱلدِّينُ وَاصِبًاۚ أَفَغَيۡرَ ٱللَّهِ تَتَّقُونَ
また、かれにこそ諸天と大地にあるもの(全て)は属し、そしてかれにこそ常に、服従は属する。なのに一体、あなた方は、アッラー*以外を畏れる*というのか?
節 :
53
وَمَا بِكُم مِّن نِّعۡمَةٖ فَمِنَ ٱللَّهِۖ ثُمَّ إِذَا مَسَّكُمُ ٱلضُّرُّ فَإِلَيۡهِ تَجۡـَٔرُونَ
あなた方のもとにある、いかなる恩恵も、アッラー*からのもの。それから、あなた方に害悪が降りかかれば、あなた方はかれにこそ縋って(祈りの)声を上げるのだ。
節 :
54
ثُمَّ إِذَا كَشَفَ ٱلضُّرَّ عَنكُمۡ إِذَا فَرِيقٞ مِّنكُم بِرَبِّهِمۡ يُشۡرِكُونَ
それから、かれがあなた方から害悪を取り除いて下さると、何ということか、あなた方の内の一派は自分たちの主*に対してシルク*を犯す。¹